2016/06/13
2016-06-14更新
※海外旅行傷害保険の考え方については「どう準備する?子連れ海外の旅行保険」へ。
海外旅行に行く前に用意しておきたい、海外旅行保険。
我が家の場合、今回は子どもが1人増えたので子どもだけでも3人分。
しかも約3週間ですから、侮れない金額になります。
子どもが2人の時は格安の旅行保険で子どもをカバー
前回、子どもが2人だったときにやはり3週間でベトナムに行ったときの保険を振り返りました。
自分:クレジットカードの付帯保険
子ども2人:海外旅行保険に加入
子どもの保険は「三井住友海上」で入っていて、2人分で約8,000円だったみたいです。
今回3人分となると、単純計算で12,000円。
3週間という期間のせいでもありますが、ちょっと高いですよね。
そこで他に方法はないかな、と考えたわけです。
子どもが3人になったらクレジットカードの海外旅行保険家族特約
結論として、クレジットカードを海外旅行保険に家族特約がついているものに切り替えました。
具体的には、所持していた三井住友VISAカードをゴールドカードにグレードアップしたんです。
でもこのゴールドカード、年会費がかかります。
最近は年会費無料が基本のクレジットカード。
高額の年会費は、正直いってかけたくないコストです。
でも三井住友VISAゴールドの場合、年会費は税抜10,000円(税込10,800円)。
しかも初年度年会費無料キャンペーンで切り替えたので、1年目は無料になりました。
来年度以降は明細書をWEBにしたりリボ登録をすることで、税抜4,000円まで節約できるらしいです。
年間の旅行回数にもよりますが、子どもが3人の私の場合は1回でもとが取れてしまいます。
クレジットカード付帯の海外旅行保険で知っておくべき4つの弱点
ただ、この三井住友VISAゴールドの付帯保険。
これまで別途で入っていた時にはなかった弱点が4つほどありました。
疾病で死亡した場合の保障がない
海外旅行先でかかった病気が原因で死亡した場合、保険料は受け取れません。
対象となる死亡保障は、事故によるけがのみです。
期間は1回に3ヶ月間まで
期間は出国から3ヶ月までと決まっています。
3ヶ月以上の海外旅行となるときは別途加入が必要になります。
補償額が自由に選べない
当然ではありますが、補償額があらかじめ決められています。
ここは要らない、ここは手厚く、というカスタマイズはできません。
カード会員(親)と子どもとで保障内容が異なる
子どもはカード会員(親)より低い保障が設定されていました。
具体的にはこんな感じです。
親 | 子 | |
死亡保障 | 5,000万円まで | 1,000万円まで |
治療保障 | 300万円まで | 200万円まで |
賠償責任 | 5,000万円まで | 2,000万円まで |
携行品損害 | 50万円まで | 50万円まで |
救援者費用 | 500万円まで | 200万円まで |
※三井住友ゴールドカードの場合
ただこの保障額については、私を含めクレジットカードの付帯保険で賄うという選択肢を選ぶ方であれば、充分な保障だと思っています。
クレジットカードには審査があるので、通るのかな、と少し心配しましたが、手続きも早くあっさりしたものでした。
収入はたいしたことないものの、私自身がワーキングマザーだからかもしれません。
請求に必要な書類や手続きについては、電話で確認しました。
やはり他の旅行保険と同様、旅先から電話すれば近くの病院を紹介してくれるとのこと。
会員(親)も子どもも、キャッシュレス対応可能とのことでした。
とはいえ、クレジットカード付帯保険にはそれなりの弱点があるので、予算を厭わない方であれば、別途加入したほうがいいのでしょう。
私の場合は予算を抑えたいもとバックパッカーの庶民なので、これからはずっとクレジットカードの家族特約と付き合っていくことになりそうです。