2016/06/13
ママ1人で、3人の子どもを連れての海外旅行。
わくわくする高揚感がただただうわまわっているだけであって、不安がないわけではありません。
そんな旅立ちを1週間後に控えた7月下旬。
毎年恒例の箱根旅に誘われたので、3人を連れて行ってきました。
自分の荷物は自分で管理の約束を再確認
今回の箱根は、いとこのお姉ちゃんたちと宿で待ち合わせ。
家をでる時になると「あのおもちゃを持っていきたい」「このポシェットで行きたい」と、子どもたちも興奮気味です。
でもね、ちょっと待って。
「自分の荷物は自分で持って、自分で管理するんだったよね。持てなくなったりどこかに置き忘れたりしたら、なくなっちゃうからね」
「お母さんは1つの荷物にまとめたほうがいいと思うんだけど、どうかな」
すると、9歳も5歳も自分で荷物を厳選しはじめます。
結局それぞれが、それぞれのリュックに収まる程度のモノを選ぶことができました。
そうそう。
そもそも旅行を楽しむのに、おもちゃなんて要らないよね。
全員が、バック1つに荷物をまとめて出発です。
旅行中はお互いにお互いを見守る
乗った電車は小田急線の急行電車。
箱根湯本まで1時間半も、のんびり揺られます。
お昼ご飯を食べずに出てきたので、緑の景色が広がってきたところで用意してきたおにぎりをパクり。
やがて5歳の妹ちゃんは飽きてきて、バギーの赤ちゃんにイジワル。
泣かせたあげくお兄ちゃんとケンカ。
さらに酔ってきた、とすっかり不機嫌。
他の乗客のみなさんに謝りつつ、用意していた酔い止めを飲ませると、ちょっと気分も回復。
そんなこんなで、到着です。
箱根湯本では電車の中で出ちゃった赤ちゃんのうんちをきれいにするべく、おむつ替え。
この間、お兄ちゃんが妹の手をつないで待ちます。
私が妹ちゃんと手をつないでいるときにはお兄ちゃんがバギーを押し、私がバギーを押しているときは、お兄ちゃんが妹ちゃんの手を握る。
こうやって書いていると、ずいぶんしっかりしたお兄ちゃんのようですが、実は周りが見えているのはむしろ妹の方。
妹はめったなことでは迷子にならないのですが、お兄ちゃんはちっちゃい頃からしょっちゅう迷子になる人なのです。
忘れ物や落とし物に気づいてくれるのも、いつも妹ちゃんの方。
お兄ちゃんは今でこそ失くしものが減りましたが、ついこないだまでは紛失の常習犯でした。
それぞれの個性ですね。
子どもは人との距離を縮めてくれる
箱根湯本からローカルバスに乗り継ぎです。
バス停についたら赤ちゃんは抱っこ。そのままでは載せらないバギーは、畳んで手に持ちます。
そうすると、バギーは大きな荷物。
ママは「赤ちゃん」という大事な荷物があるので、お兄ちゃんがママのリュックを持ちます。
バスは始発じゃないので、みんなバラバラの席に座ります。
妹ちゃんは人懐っこいので、さっそく隣に座っていたおばちゃんと何やら楽しそうに話しています。
斜め後ろからすかさず「うるさくてすみません」と声をかけると「元気ですね」。
子どもは知らない人ともすぐに友達になります。
大人は迷惑がられたらどうしようとヒヤヒヤですが、子どもなりに友達になれそうな人となれなさそうな人をかぎ分けているようなんですよね。
自分も子どもだったことがあるのに、子どもって不思議です。
車酔いが心配でしたが、妹ちゃんはそのうちうとうと。
眠ってしまったのが良かったようで、山道を30分ほどでホテルの近くのバス停に到着。
義理の姉が待っていてくれました。
今回の旅行で、4人旅のイメージも万全。
改めて思ったのは、子どもの環境への順応度の高さ。
普段は大人に頼りっきりのダメダメな兄妹なのですが、任せたら何とかなるものなんです。
もちろん海外は、こんな生ぬるいものではありませんが、不安な気持ちが少し軽くなりました。
そして子供たちは、箱根でもやっぱりプール三昧。
日本のプールはオムツが外れていない赤ちゃんがなかなか入れないですよね。
ということで、ママは赤ちゃん抱っこで見学です。
でも、いとこのお姉ちゃんやおばあちゃんが一緒に入ってくれたから、大はしゃぎの大満足。
さて、いよいよ東南アジアへの旅立ちが近づいてきました!