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子連れ海外旅行の持ち物(お薬)

子連れ海外旅行の心配の一つに、慣れない外国で子どもが体調を崩したらどう対応するか、というものがありますよね。

持病があるのであれば必要な薬も対応も熟知しているでしょうし、準備も万端かと思います。

ですがいつもは滅多に薬も飲まないような子については、実際に体調を崩すかどうかなんて行ってみないと分からない。
そうなると、準備するお薬は最低限に抑えたいものですよね。

私が厳選して持って行くお薬を参考までに。

子どものためのお薬

子どもの飲み薬

子どもが海外旅行中に飲み薬を利用するタイミング。
それは、ちょっとした体調不良の時です。

何も食べられずぐったりしている状態であれば、すぐに病院にかかったほうが良いので、その手前。

・お腹を壊しているけど、元気に動きまわっている。
・機嫌は悪くないけど、時々頭が痛いと言う。
・夜中に熱があがって眠りが浅いようだから、病院の診察時間まで休ませてあげたい。

なんて時です。

私が持っていく飲み薬は2種類。

  1. 整腸剤(ビオフェルミンなど)
  2. 解熱・鎮痛剤(カロナールなど)

どちらも、かかりつけの小児科で処方してもらった薬です。

小さい子の解熱剤はアンヒバなどの座薬が多いですよね。
でも座薬は冷暗所保管が基本。
海外旅行中にずっと冷暗所に保管し続けるというのは、実際のところ現実的ではありません。
小児科の先生には粉末を処方してもらうよう、相談してみましょう。

赤ちゃんに飲ませる時には数滴の水でぺったりするくらいに練って、ほっぺの内側になすり付けるようにして飲ませましょう。

また常識的なことではありますが、どちらもまだ使った経験がないようでしたら、使用上の注意をよく読んでから使いましょうね。

子どもの塗り薬

うちの子は肌が弱いので日本でも軟膏やクリームを塗ることが多く、日本でも持ち歩いて使っています。

それでも私が持っていく薬は2種類。

  1. リンデロン-VG軟膏(ステロイド系、炎症の改善)
  2. プレドニン眼軟膏(ステロイド系、炎症の改善)

どちらもステロイド系なので、賛否両論あると思います。
ご自身の方針にあわなければ、プロペトなどのワセリンでも私はいいと思っています。
炎症については悪化させないよう早く直してあげた私としてはステロイド系を薄くのばして使っていますが、ワセリンがあると擦り傷や切り傷などの傷の保護にも使えるので便利です。

眼軟膏は眼の炎症というより、主に赤ちゃんの顔面全体用です。

リンデロンもプレドニンも、湿疹、虫刺され、オムツかぶれ以外にも、軽いやけどに使えます。
うっかり日焼けしすぎた夜に肌がほてっている時など、両手に延ばして肌に押し付けるようにして塗ってあげることができるので重宝しますよ。

おとなのお薬

おとなの飲み薬

おとなの薬も私は2種類です。

  1. 下痢止め(正露丸など)
  2. 解熱・鎮痛剤(カロナール、ロキソニンなど)

正露丸は携帯用もあるので便利ですよね。

でももし体力があるようなら、下痢は出し切ったほうが良いと思っています。
お腹の中にまだ良くないものが残っているのに、出し切らずに止めてしまうほうが良くない、という考えです。
ですが、体力が落ちて脱水になるくらいなら我慢せずにお薬を飲みましょう。

解熱・鎮痛剤は、授乳中であればカロナールですよね。
粉ミルクの赤ちゃんや、卒乳後であれば飲みなれたものを持っていけば大丈夫です。

その他

塗り薬は基本的に持っていかず、子どもの軟膏を一緒に使用します。
そのほか、薬と一緒にまとめて持って行くのが、

  1. 絆創膏(やんちゃなわが子のために一部は常に手荷物の中)
  2. 綿棒(主に耳かきのため)

です。


 

私の住んでいる地域だと中学生まで医療費が無料なので、小児科には気軽にお世話になっています。
そのため薬の処方も頻繁で、通常の受診の際に処方してもらった直近の薬を海外旅行の時にはそのまま持って行くことが多いですね。
胃腸薬や解熱・鎮痛剤は抗生物質と違って、全てを無くなるまで飲むということが少ない薬だということもあります。

また、バックパッカーとして世界一周をしていた時は、マキロンも携帯していました。
あまり衛生的ではない環境で、傷口からばい菌が進入するのを防ぐためと、日焼けや靴擦れなど、他の用途が多かったからです。
今では学校の保健室からも消毒液が消えつつあるくらい「傷は消毒しない」が常識になってきましたね。

これらのお薬は「備えあれば憂いなし」ということで持っていきますが、いざという時はやはり現地の病院にかかった方が安心です。
地方で大きな病院がなく心配な時は、都市部に移動してでも専門医に診てもらいましょう。

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プロフィール

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1歳、7歳、10歳の育児台風スパイラル。 教育資金のための怒涛の勤労生活に奮闘しつつ、ひとたび日本を脱出すれば幼な子を小脇に気ままな放浪人。 1990年代に世界を一周したバックパッカー。

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