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赤ちゃん連れ海外旅行の気がかり (1)病気

time 2016/05/03

赤ちゃん連れ海外旅行の気がかり (1)病気

2016-06-05更新

赤ちゃん(乳児)を連れての海外旅行って、大切な赤ちゃんが病気で体調を崩さないか心配になりますよね。
衛生管理がしっかりしている先進国に行くのならまだしも、日本と比較して衛生面の懸念がある地域に行くとなると、やはり不安なものです。

でも考えてみてください。
比較的に衛生面が心配だからといって、その国に赤ちゃんがいないわけではありません。
日本より出生率は高い国は多く、しかもたいていは大事にされ愛されて、日々成長しているのです。

海外だからと、また旅行中だからと、過度な心配をするのではなく、また逆に赤ちゃんの体調をおろそかにしないようにしながら、旅を楽しみたいですよね。

赤ちゃん連れで海外旅行をするべきではない地域

どこにでも赤ちゃんはいるとはいえ、やはり渡航先はある程度の検討が必要です。

当然ですが「赤ちゃんの生存率が極端に低い地域」へは赤ちゃんを連れて行くべきではありません。
また、大人にとって危険な国も海外旅行としては行くべきではありません。
大人は自分に加えて赤ちゃんも守らなければならないのです。
自分1人でさえ守れないような地域に行くのは、もってのほかですよね。

つまり、紛争地域や難民を多く排出しているような国や、感染症が蔓延しているような場所は避けましょう。
具体的には外務省の「海外安全ホームページ」でいうところの、レベル3(渡航中止勧告)以上の地域です。
この外務省のページは、感染症に特化した危険情報を国ではなくエリア別に見ることができるので便利。
これから海外旅行先を選ぶのであれば、私としてはレベル1までの地域をおすすめします。

赤ちゃんとの海外旅行中の病気に対する予防

海外旅行で起りやすい赤ちゃんの体調不良といえば、まずは下痢です。
この下痢については、赤ちゃんだけでなく子どもも大人も、そもそも「海外に行ったらお腹くらいは壊すものだ」と心得ておきましょう。
なぜなら食べ物も飲み物も、衛生状況どうこうの以前に「慣れていない」からです。

私自身もこれまでに長期で海外に出た時など、帰国の際に日本の水でお腹を壊していました。
それはつまり、日本の水に慣れていなかったからです。
お腹を壊さないようにと過度に恐れるより、子どもの自然治癒力をいかに高めるかが最大の予防策です。
もちろん、インドで急に生水を飲まない、など、最低限の注意は必要ですが。

海外旅行に連れて行く赤ちゃんの体調管理で大事なのは、まずは万全の体調で出国するここと。
次に、現地での休息時間を多めに確保すること。

つまり、出来るだけ体力を消耗しない状態にしておく、ということです。

このため長時間の飛行機移動では疲れを最小限にするために、忘れずにバシネット(簡易ベビーベッド)をリクエストしましょう。
このバシネット、飛行機の設備なので数に限りがあります。
後から追加しようと思っていると先約が入ってしまっている可能性があるので、予約時に忘れずに申し出ましょう。

母乳の赤ちゃんなら、ママ自身も休息と水分補給を怠らないでください。
赤ちゃんがお腹を壊したときに一番安心なのは、ママの母乳なのですから。

これらのことから分かるように、旅のスケジュールは余裕をもって組むべきです。
赤ちゃんよりも観光を優先することになってしまって、あとで後悔したくないですからね。

海外旅行中の赤ちゃんの発病への対処

海外旅行中の赤ちゃんの病気。
これほど不安なものはありませんよね。
そんな時に心強いのが、海外旅行保険です。
気になる症状が見られたら、相談窓口に電話して対応の方針を決めましょう。

保険を利用してキャッシュレスで受診できる病院は、おすすめです。
外国人の患者、および保険の手続きにも慣れている場合が多く、安心できる場合が多いからです。

それに、不謹慎ですが、海外の病院ってちょっと興味がありませんか。
病院ではその国のお国事情を見ることができます。
またそれが小児科だったら、その国のママたちが子どもを大事そうに抱えている姿に出会えたりして、どの国でもママの苦労は同じだな、と共感できたりしす。

軽い症状として「海外に行ったらお腹くらいは壊すものだ」とはいっても、下痢が続いたりすると体力も落ちて心配です。
出国前にかかりつけの小児科で整腸剤をもらっておきましょう。
とはいっても赤ちゃんの整腸剤ってビオフェルミン程度ですから、気休めくらいの効果しかありません。
哺乳量が落ちるようだったら、すぐに病院にかかりましょう。

病院や電話相談で何を言われようとも、赤ちゃんの親はあなたです。
症状を見るにつけ不安が大きくなるばかりである場合は無理せずに一旦、帰国しましょうね。
子どもの命より大事なものなんて、ほかにないでしょ。


このページを読んでいただいたということは、赤ちゃんを守りたいという気持ちが大きいということですよね。
その気持ちがあれば、きっと大丈夫!

日本でもそうだと思いますが、赤ちゃんが一緒だとまわりに笑顔が広がりますよね。
現地でもきっとあなたの赤ちゃんが、素敵な出会いをとりもってくれますよ。

最大の疾病予防は休息にあり!
乳児連れならゆっくりのんびり
 笑顔が広がる出会いの旅を!

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プロフィール

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1歳、7歳、10歳の育児台風スパイラル。 教育資金のための怒涛の勤労生活に奮闘しつつ、ひとたび日本を脱出すれば幼な子を小脇に気ままな放浪人。 1990年代に世界を一周したバックパッカー。

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