2016/06/13
photo credit: Sacramento Airport Baggage Claim via photopin (license)
一言で海外旅行といっても、そのスタイルはさまざま。
また「旅のスタイル」によって、得るものや感じ方も違ってきます。
自分がどんな旅をしたいのか。
旅は異国の地にいる自分について想像を膨らませるところから始まります。
自分に必要な旅の情報を集めるにも、どんな旅をしたいのかで変わってきます。
「旅のスタイル」に限定せず闇雲に情報収集している状態では、時間や労力が無駄になってしまうことも。
まずは、自分が望む「旅のスタイル」がどんなものか、知ることから始めましょう。
「旅のスタイル」は人それぞれ
あなたは次のどんな旅にわくわくしますか。
【現地密着型】現地の人との触れあいと、日本とは違う異文化を存分に経験する旅。
【観光型】行ったことがない町、見たことがない名所をさくさくと巡る旅。
【休息型】慣れた日本の生活習慣を可能な限り保持して、日頃の疲れを癒す旅。
旅の予算によって、また旅の目的地によっても、「旅のスタイル」は変わってきますが、まずは自分の基本スタイルがどれに近いか、確認してみましょう。
現地密着型
現地の人との触れあいと、日本とは違う異文化を存分に経験する旅。
イメージでいうと「バックパッカー」。
必要なもののほとんどを現地調達し、現地の人が食べているものを食べ、現地の生活習慣に可能な限り染まる旅。
観光だけでなく現地の人との交流や体験を楽しむ。
物価が安い土地では予算が抑えられるが、治安の悪い場所では自分の身を自分で守るための知識や技術が必要。
観光型
行ったことがない町、見たことがない名所をさくさくと巡る旅。
イメージでいうと観光地をつめ込んだ「添乗員同行パッケージツアー」。
ただし、マイナーな場所を訪れたい場合は航空券とホテルのみを予約しての自由旅行となるため、観光に必要な情報や知識が必要となる場合がある。
またホテル代を節約しても交通費が嵩むので、特に物価の高い国ではある程度の予算が必要。
休息型
慣れた日本の生活習慣を可能な限り保持して、日頃の疲れを癒す旅。
イメージでいうと添乗員のつかない「フリーツアー」。
ビーチリゾートなどで一つのホテルに長期滞在し、非日常を楽しみながらも日本の価値観のままのんびりする。
現地の生活文化との接触は少なめ。
予算は現地の物価によるが、現地密着型に対して3~10倍かそれ以上の予算が必要。
私の場合は、バックパッカーだったとはいえ今は3人の子どもたちと一緒なので、「現地密着型」は75%くらいで、あとは「休息型」15%、「観光型」10%な感じです。
基本的には現地の人と同じ生活をしながら、現地発着の1日ツアーに参加したり、リゾート地ではちょっと奮発してラグジュアリーなホテルに泊まったり、ですね。
子どもにとっては、遺跡や博物館なんて退屈そのもの。
一瞬「わ!すごい!」を肌で感じたら、長居は無用なんです。
それより自分たちとは違った文化に触れて、当たり前が当たり前じゃないんだ、と感じることの方が貴重な体験。
自分とは顔も言葉も違う人たちと交流して、人間に上も下もないんだ、と感じることの方が価値があると、私は思っています。
あなたがわくわくする
「旅のスタイル」で、
すばらしい体験を!
コメント
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by 旅のスタイルで必要な情報は違う!海外旅行ガイドブックの選び方 | まるい地球のたびの空-旅で子育てしてみたい- 2016年6月2日 7:31 PM