まるい地球のたびの空-旅で子育てしてみたい-

クレイジーなママとジャーニー!!

ホーチミン郊外のローカル床屋で散髪したら

9歳のお兄ちゃんの髪がのびてきていたので、郊外のローカル床屋で髪を切ってもらいました。
入口にドアがない、つまりエアコンなしのオープンな美容院です。

「短くするか?」「長めにするか?」と聞かれたので、「これくらい」と耳の上を手で示すと、うなずく床屋の主人。

先客がいたので、案内された席でしばし待ちます。


手前が息子。

鏡の上の古びたカットデザインの写真はなぜか、男性が白人で女性がアジア人。

先客が終わって、いよいよ息子の番。

シャンプーはせずスプレーで髪を濡らして、バリカンとハサミで軽快に刈っていきます。


途中で次の客、よろよろとした足取りのおじいちゃんが、杖をつきつつ登場。
店の前の段差が上がれず苦心していたので私が手を貸すと、カット中の主人も気がついて小走りで出てきました。

もしかしてこの店、ひそかな人気店?

そしてまもなく息子は、その辺で歩いてるベトナム人小学生と同じ髪型に。

でも同じアジア人。
なんかすごくしっくりきてる。
日本でもちっとも恥ずかしくない仕上がり。

「バォニュウティエン?」
35,000ドン(約170円)

壁に貼り出してある黄ばんだ料金表より少し高い気がしましたが、まぁ妥当な金額だし良い経験をさせてもらったので、ニコニコ払いで。

ますます現地人にしか見えない、息子です。

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1歳、7歳、10歳の育児台風スパイラル。 教育資金のための怒涛の勤労生活に奮闘しつつ、ひとたび日本を脱出すれば幼な子を小脇に気ままな放浪人。 1990年代に世界を一周したバックパッカー。

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