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クレイジーなママとジャーニー!!

島に着いたら病院搬送!あなどっていた子どもの船酔い

time 2016/10/04

島に着いたら病院搬送!あなどっていた子どもの船酔い

海に行きたいと言う子どものリクエストで来た、パタヤ。

パタヤビーチが泳ぎたくなるような砂浜でないことは知っていたので、ジョムティエンビーチのコンドミニアムに部屋を確保。

でもやはり、ジョムティエンビーチもまた美しいとは言い難いビーチ。
波も高くて、子どもたちのテンションも下がり気味。
そこで沖合のラン島に行くことにしました。

ラン島へはパタヤビーチの船着場から船で40分ほど。
船は2階建てで、100人以上は乗れそうな大きさです。

意気揚々と乗りこんで、「せっかくなら2階の方が気持ちいいでしょ!」と、階段を上がったのが痛恨のミス。

この船。
すごく揺れるんです。

しかも2階は1階以上に、右に左に振り回される。

出航して、ものの5分で子どもたちが無口に。
10分で真っ青に。
15分でお兄ちゃんが吐き出し、20分で妹も吐きだし…。
30分後。
お兄ちゃんは床に倒れこんで体には力が入らず、妹は座っているものの体を起こす力がない状態。
かくいう自分も体が痺れはじめて、赤ちゃんと子どもたちを支えるのがやっと。

みんな意識が朦朧と。
なったところで、ラン島に到着。

そんな時、助けてくれたのはタイの観光客の家族でした。
お父さんがお兄ちゃんを抱えてボートから降ろし、お母さんが妹を支えて降ろし…。

日本人と分かると、知り合いの日本人に電話して通訳をお願いしてくれて。
バイクタクシーの後部座席お兄ちゃんと乗り、私と妹を荷台付きバイクに乗せて、島の診療所へ。

「船酔いだから休めば治る。大丈夫」と一度は断ったものの、結果この判断は正しかった。
おかげで安心して看病できたから。

助けてくれたタイ人家族は、気付いたら居なくなってました。

私、バイク代も払ってないのに…。
感謝。
この親切をどこかで誰かに返さなくては。

ラン島の診療所はスタッフがとても気さく。

建物や機器は新しくはないけれど、清潔で気持ちの良い空間です。
入り口から入ってすぐのところで医師の診察を受け、子どもたちの体重を申告して酔い止めの薬をもらい、ベットに横にさせてもらい何とか飲ませました。
看護師たちは赤ちゃんを可愛い可愛いと喜んであやしてくれて、抱っこしていいかと聞かれたので、信頼して赤ちゃんを預けました。

これが本当に助かりました。

ほぼ2時間じっくりと2人の看病をできた上に、お弁当を買ってきて病院のベッドの横で昼食。

昼食は諦めていたのに、お医者さん自らが「お腹すいてないか?買ってきて食べていいよ」と。

看護師さんが案内してくれた近くの屋台でお弁当にしてもらい持ち帰ったチャーハンのおいしかったこと。
それにしても、子どもたちにはかわいそうなことをしたな、と反省。

幼いころ車に良いやすかったのを忘れて、さらに船酔いを甘く見ていました。

とは言っても、また船に乗らなければパタヤには戻れない。
医者は飲んだ酔い止めが帰りまで保つと言っているけれど…。

寝ているベットは外来のベッドで、隣にはおばあちゃんが静かに休んでいましたが、付き添いの息子さんとともに私たちがきて1時間ほどで帰っていきました。


窓の外は海。

薄曇りの灰色の空です。

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1歳、7歳、10歳の育児台風スパイラル。 教育資金のための怒涛の勤労生活に奮闘しつつ、ひとたび日本を脱出すれば幼な子を小脇に気ままな放浪人。 1990年代に世界を一周したバックパッカー。

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