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持つ者から取るのは当然?―20年前(1996)のベトナム①―

time 2016/05/27

持つ者から取るのは当然?―20年前(1996)のベトナム①―

中国から陸路で国境を渡ったときのベトナムの印象は最悪でした。

国境では中国の出国はすんなりいったのに、ベトナム側に入国しようとすると、

「今日は、おしまい!」
「ここにはもう、警察しかいないよ」

そんな、出国しちゃってから言われても…。

結局は「とりあえず」といった風情でスタンプを押してくれることになったのですが、

「あんた若いね~」
「かわいいね~」

だらっとした顔して、隙あらば触ってくる。
でも。
ここで騒ぎを起こしたら入国がまた遅れる…。
かわして、ごまかして、なんとか入国。
こういうのって、すっごく疲れるんです。

入国したら外は真っくら。
近くの町までは、徒歩では出られません。
仕方なくバイクタクシー。

でもこの運ちゃん。
片手で運転しながら、片手で足を触ってくる!
気持ち悪い。
いや。
それ以前に、危ないってば!
だってそこは山間部。
しかも外は真っくら闇。
そして挙句の果てにぼったくられて降ろされて、ミニバスに乗り換えさせられて…。
そのミニバスでもまたぼられてホテルについて。
そのホテルでもぼったくられた挙句に、ツインの部屋に4人で押し込まれて…。

なんだかんだで国境越えが夜になってしまったこともあり、そんな状態になってしまったのでした。

このぼったくり。
ベトナムの人にとっては正当な「外国人価格」なのです。
ベトナムでは(基本的に)外国人は現地の人と同じ料金で同じサービスを受けることができません。
おそらく最近はちょっと変わってきたのだろうけど、当時はその外国人価格もふっかけかたがばらばらで、イライラさせられました。

この外国人料金。
観光地などではちゃんと、外国人いくら、ベトナム人いくら、と張り出してある、いわば公式な施策です。
だからしょうがないところもあるのですが、個人商店で騙しあいのように繰り返されるぼったくりはやはり気分が悪いですよね。
ベトナム人でも時々騙されています。

そんなこんなで、ベトナムの印象を最悪にしてしまった私は、急いで南に下って次の国を目指す予定でした。
ところが実際は。
このあと一ヶ月以上も滞在することになったのです。
この話は別で書くとして。

持つものからとるのは当たり前、というベトナムの価値観。
これが逆になると、持っていたら持たないものに与えるのは当たり前、となります。

実際、それを体現するような場面もよく見かけます。
それは宝くじ売りの少女から、要らないのに買う宝くじとか。
靴磨きの少年に、すでにピカピカの靴を磨いてもらうとか。

今でも「ちょっと騙してやろう」というぼったくり姿勢にはうんざりしますが、払えるときは少しくらい多めに払ってあげてもいいよね、と思うことが増えました。

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1歳、7歳、10歳の育児台風スパイラル。 教育資金のための怒涛の勤労生活に奮闘しつつ、ひとたび日本を脱出すれば幼な子を小脇に気ままな放浪人。 1990年代に世界を一周したバックパッカー。

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